<ガザ>ハマスは中国製兵器を使用、中東の平和脅かすと批判―欧州

Record China    2009年1月6日(火) 11時55分

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1月1日、イスラエル紙はイスラム原理主義組織ハマスが使用しているロケット弾は中国製であるとのイスラエル国防省官僚のコメントを報じた。写真は機雷除去演習中の中国海軍。

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2009年1月1日、イスラエル紙・エルサレムポストはイスラム原理主義組織・ハマスが使用しているロケット弾は中国製であるとのイスラエル国防省官僚のコメントを報じた。4日、環球時報が伝えた。

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3日、イスラエルは地上侵攻を開始、ガザ情勢は激化の一途をたどっている。ハマスもロケット弾による攻撃を繰り返しているが、イスラエル国防省のある官僚はロケット弾は中国製であるとコメントした。この発言を欧州メディアは大きく取り上げ、「中国製兵器が中東の平和を脅かしている」とまで伝えられた。

中国現代国際関係研究院アジアアフリカ研究所の陳双慶(チェン・シュワンチン)副研究員は、ここ2年間イスラエルによりガザ地区は厳重に封鎖されており、ハマスの武器はほとんどが自ら製造したものと指摘した。またエルサレムポスト紙も認めているように、外部から持ち込まれたロケット弾など中国製兵器も、中国が直接ハマスに売却したものではなく、第三国経由で密輸されたものだという。このため、欧州の報道は中東における中国の存在感の高まりを不安視し、ぬれぎぬを着せたものと反発している。(翻訳・編集/KT)

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