<08年の世相反映する10大ネット流行語・7>逃げる範に跳ぶ郭―四川大地震の“逃げ足先生”事件

Record China    2009年1月7日(水) 18時28分

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08年もさまざまな事件を反映して、ネット上では数多くの「故事成語」が誕生した。この特集では中でも特に流行した成語TOP10をご紹介する。写真は「逃げ足先生」こと範美忠さん。

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08年もさまざまな事件が世間をにぎわせた中国だが、それに伴って、ネット上では世相を反映する「故事成語」が多数、誕生した。この特集では、中でも特に流行した成語TOP10をご紹介する。第7回は「範[足包]郭跳(ファンパオグオティアオ)」。中国のおもしろニュースを取り上げるサイト・河蟹娯楽の編集。

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「範[足包]郭跳」…逃げる範に跳ぶ郭

■意味:どちらも大差ないことの例え。五十歩百歩。

■由来となった事件:「震災の“逃げ足先生”事件」

四川大地震の災禍で教え子たちを置き去りにし、真っ先に脱出したことで一躍有名となった「逃げ足先生」こと教師の範美忠(ファン・メイジョン)さんが、自身の正当性を主張するため08年6月、TVの討論番組に出演。「身を挺して生徒を守る義務はない」「命をかけられるのは娘だけ。母親だって助けない」との立場を貫く範さんを、ゲストの郭松民(グオ・ソンミン)さんが徹底糾弾。「恥知らず」「畜生」などと罵りながら、怒りのあまり途中退場するほどの興奮を見せた。(翻訳・編集/愛玉)

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