<08年の世相反映する10大ネット流行語・8>ロバの腕立て―女子中学生殺害への抗議暴動事件

Record China    2009年1月8日(木) 13時34分

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08年もさまざまな事件を反映して、ネット上では数多くの「故事成語」が誕生した。この特集では中でも特に流行した成語TOP10をご紹介する。写真は女子中生殺害事件と暴動騒ぎの舞台となった貴州市甕安県。(写真提供:zola)

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08年もさまざまな事件が世間をにぎわせた中国だが、それに伴って、ネット上では世相を反映する「故事成語」が多数、誕生した。この特集では、中でも特に流行した成語TOP10をご紹介する。第8回は「黔驢三●(チエンリューサンジャン=●は手偏に掌)」。中国のおもしろニュースを取り上げるサイト・河蟹娯楽の編集。

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「黔驢三●」…貴州のロバが腕立て3回

(注:中国では、ロバは頑固な性格で同じことを何度も繰り返すとされ、ロバの口は「意味のないことを言う人」を例えるのに用いられる)

■意味:強大な力(権力など)を有していれば、それは自由かつ存分に発揮できることの例え。(揶揄の意味あいで使う)

■由来となった事件:「女子中学生殺害への抗議暴動事件」

08年6月、貴州市甕安(ウォンアン)県で発生した女子中学生の殺害事件。「性的暴行を加えられた後殺害された」「警察は加害者とつながりがあるため事件をもみ消した」との噂が広まり、怒った住民らが政府庁舎などを襲撃、大暴動に発展した。その後、被疑者は「死亡した女子学生と一緒に腕立て伏せをしていた。3回目までやったところで、彼女は突然、川に身を投げた」と説明。(翻訳・編集/愛玉)

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