速報：2度目のチャーター便で14人が台湾へ帰還―吉林省延吉市

2006年9月19日、吉林（きつりん）省延辺（えんべん）朝鮮族自治州の延吉（えんきち）市で、台湾からの14人の観光客が応急手当てを受けている。彼らは中国訪問中に交通事故で怪我をしたため、北京国際SOS救援センターの「エアバス320」チャーター機に乗って台湾に戻ることになった。延辺州衛生局の金成民（ジンゼンミン）副局長の説明によると、今月11日午前に起こった交通事故で、これまでに台湾からの観光客2人と中国人運転手1人が死亡し、18人の台湾人がけがをした。けが人のうち3人は北京に送られ治療を受けて、1人はすでに台湾に戻った。延辺の病院で応急手当てを受けていた残り14人の観光客の状態が好転したため、医療チャーター便で一斉に台湾に戻ることにした。これは9月14日に運航された広州-台北の便に続く、中国と台湾を結ぶ緊急医療目的の2回目のチャーター便となる。

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