<ダカール・ラリー>中国ライダー、拳銃強盗に襲われる―アルゼンチン

Record China    2009年1月5日(月) 1時17分

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1月3日、今年南米で開催される「09年ダカール・ラリー」のモト(二輪)部門に参加する中国人ライダー2人が、発着地点のアルゼンチンのブエノスアイレスで08年大晦日に拳銃強盗に襲われた。写真は襲われた陳建国選手と魏広輝選手。

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2009年1月3日、今年開催されるダカール・ラリーの発着地点となっているアルゼンチンのブエノスアイレスで08年12月31日、モト(二輪)部門に参加するために現地を訪れた中国人ライダー2人が銃を持った強盗に襲われた。「都市快報」が伝えた。

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「世界一過酷なモータースポーツ競技」と呼ばれるダカール・ラリーだが、その30年の歴史の中で53人が命を落としている。今年はテロの危険回避のため、そのルートを南アメリカのアルゼンチンとチリに変更。中国からは四輪部門プロダクション(かつてのT1/市販無改造車クラス)に1人、モト(二輪)部門に3人が参加する予定。

今回、強盗被害に遭ったのはモト部門の陳建国(チェン・ジエングオ)ライダーと魏広輝(ウェイ・グアンフイ)ライダー。2人は31日に競技用のオートバイを受け取るためタクシーに乗り港に向かった。このとき住民の多くが貧困層という地域を通過した際、銃を持った男2人が突然現れ、後部座席にいた中国人ライダー2人の頭部を狙って銃口を向けてきた。強盗に気づいた2人が車から降りて闘おうと心の準備をしたそのとき、タクシーの運転手がいきなり猛スピードで車を発進。無事にその場から逃げ切ることができたという。タクシーの助手席に同乗していた中国人スポンサーは、「このような事件に巻き込まれることは非常に珍しい。アルゼンチンは南米で最も治安の良い国だ」と話している。

09年のダカール・ラリーは日本時間1月3日午後8時(現地時間の3日午前8時)にスタートする。(翻訳・編集/本郷)

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