夫婦間でも「割り勘」で、変化する若者の結婚観―中国

Record China    2009年1月5日(月) 18時48分

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2日、中国青少年研究センターがこのほど発表した「中国青年権益状況報告」によると、88%の青年が結婚相手を選ぶ際に自分の希望通りになっており、94%が結婚前に財産を公証することに理解を示していることがわかった。写真は08年12月、広州で行われた「愛国結婚式」。

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2009年1月2日、中国青少年研究センターがこのほど発表した「中国青年権益状況報告」によると、88%の青年が結婚相手を選ぶ際に自分の希望通りになっており、94%が結婚前に財産を公証することに理解を示していることがわかった。新華網が伝えた。

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調査は中国青少年研究センターが07年6月から無作為に抽出した全国13省の青少年を対象に行われた。有効回答数は4525。同センターの劉俊彦(リウ・ジュンイエン)副研究員は、中国政府は人口における男女比の均衡を非常に重視しており、関連法律の施行により青年の結婚に関する基本的な前提を提供してきたと解説。数回に渡る法改正で、自由な婚姻実現のための環境は大幅に改善され、人身売買のような結婚や脅迫結婚は減少し、結婚の権益はさらに保障されるようになったという。

調査によれば、青少年の88%が結婚相手を選ぶにあたり完全に自分の希望通りになっていると答えている。また、女性の家庭内での権益が全面的に保障されるようになってきており、夫婦間の財産管理も変化している。生活費を夫婦で折半する「割り勘家庭」や結婚前に財産を公証する夫婦が増えているという。調査を受けた人のうち、34.3%は結婚前に財産公証することを「受け容れられる」とし、59.7%はそれを「理解できる」としている。(翻訳・編集/中原)

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