中国の中産階級、夢は「子供を米国の名門大学へ」―米国メディア

Record China    2009年1月4日(日) 13時33分

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08年12月31日、中国の書店には子供を米国の名門大学に入れたい親のためのマニュアル本が並んでいる。留学ブームのなかで、親たちの子供に対する期待は高まるばかりだ。写真はハーバード大学。

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2008年12月31日、環球時報によると、米紙「ボストン・グローブ」は「中国、アイビー・リーグへの夢が子供たちの重圧に(In China,Ivy League dreams weigh heavily on students)」というタイトルの記事を掲載した。

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アイビー・リーグとは米国北東部の名門私立大学8校、ブラウン大学、コロンビア大学、コーネル大学、ダートマス大学、ハーバード大学、プリンストン大学、ペンシルバニア大学、イェール大学を指す。8年前に出版された「ハーバード・ガール(哈佛女孩)」が当時大ベストセラーになって以来、中国では米国アイビー・リーグの大学に入学するためのマニュアル本が続々と出版されており、書店には「子供をイェール大学に入れる方法」や「ハーバードへの家庭教育」、「名門大学への道」といった本がずらりと並んでいる。

こういったマニュアル本が売れる背景には、子供を米国の名門大学に入れたいと願う中産階級の親が増えているという現実がある。一人っ子政策により大切に育てられた我が子に対する親の期待は大きく、「自分の子供は他の子供より優秀であって欲しい」とほとんどの親が思っている。マニュアル本は優秀な子供はどのように育てられたのかを知りたいという親たちの欲求を満たしており、中国の子供たちはそんな親たちのあまりにも大きな期待を背負って生きているのだ。(翻訳・編集/本郷)

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