中国系銀行はキャッシュリッチ、保有額で2〜4位を独占!首位はバフェット氏―英紙

Record China    2009年1月1日(木) 11時28分

拡大

12月29日、英紙フィナンシャルタイムズは世界の時価総額トップ100の企業のうち、純キャッシュ保有額で2位から4位を中国系銀行が占めていると報じた。写真は中国建設銀行。

(1 / 3 枚)

2008年12月29日、英国紙・フィナンシャルタイムズは世界の時価総額トップ100の企業のうち、純キャッシュ保有額で2位から4位を中国系銀行が占めていることを報じた。中国経済網が伝えた。

その他の写真

同紙の分析によると、時価総額トップ100企業のうち、純キャッシュ(現金、短期投資、有価証券から債務を引いたもの)を保有するのはわずかに29社。金融危機の影響で信用収縮が深刻化するなか、キャッシュを持つ企業は極めて有利な立場を有している。

同保有額の順位では、著名投資家であるウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ投資株式会社が1060億ドル(約9兆5600億円)でトップ。続いて中国銀行の1010億ドル(約9兆1200億円)、中国工商銀行の890億ドル(約8兆400億円)、中国建設銀行の820億ドル(約7兆4100億円)と中国系銀行が2位から4位を占めた。

この豊富なキャッシュをいかに生かすかが課題となるが、経営者及びアナリストの判断は分かれている。株価低迷の今こそ企業買収のチャンスという声もある一方で、市場の信用が失われている今、銀行も企業も慎重な態度を崩すことはないとの意見もある。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携