<バイト切り>不景気と円高が直撃、中国人留学生7万人に生活の危機―日本

Record China    2008年12月28日(日) 12時56分

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26日、日本の地方紙・大分合同新聞は、留学生アルバイトにおける不況は深刻な影響を伝えた。日本の華字紙・日本新華僑報がこの記事を紹介、日本に多くの留学生を送り込んでいる中国でも注目を集めた。写真は日本留学の広告。

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2008年12月26日、日本の地方紙・大分合同新聞は、留学生アルバイトにも不況は深刻な影響を伝えていることを報じた。この記事を日本の華字紙・日本新華僑報が紹介、日本に多くの留学生を送り込んでいる中国でも注目を集めた。27日、中国新聞社が伝えた。

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明日から仕事がない。別府大学のある中国人留学生は11月上旬、アルバイト先の工場で無情な通告を受けたという。同留学生は毎日工場で働き、月10万円ほどの収入を得て生活費と学費に充てていた。仕送りも月5万円程度受け取っていたが、円高の影響で額が大きく目減りしてしまったという。次の職場を探しているが、不況の影響は深刻で学費まで稼げる条件の仕事はなかなか見つからない。

報道によると、日本には約11万8000人の留学生がいるが、うち約7万1000人が中国人(2007年、日本学生支援機構調べ)。ごく一部が奨学金や仕送りで生計を立てているが、ほとんどの学生はアルバイトで生活費や学費を稼いでいる。派遣労働者と同様、アルバイトは真っ先に人員調整の対象とされるだけに職を失う留学生が続出することが予想される。中国の収入水準と円高を考えれば仕送りで暮らすことは難しく、7万人の中国人留学生の生活は危機にさらされている。(翻訳・編集/KT)

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