<中華経済>商務部部長=元安誘導を否定、切り下げは意味なし―中国

Record China    2008年12月25日(木) 15時55分
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24日、中国商務部の陳徳銘部長は、人民元切り下げによる輸出維持を唱える声が国内で聞かれることについて、「外需が委縮している情勢下、切り下げによって輸出を刺激する方法は効果が限られており、意味をなさない」と述べた。

2008年12月25日、24日付人民日報によると、中国商務部の陳徳銘部長は人民日報の取材に対し、人民元切り下げによる輸出維持を唱える声が国内で聞かれることについて、「外需が委縮している情勢下、切り下げによって輸出を刺激する方法は効果が限られており、意味をなさない」と述べた。

部長は「一部の国で通貨の大幅な下落がみられるものの、その国の輸出低下に改善はみられない」とした上で、「中国は元切り下げによって輸出を促進することはない。各国と協調して国際為替の安定を保つことを希望する」と語った。

また政府が輸出を促進すべく元安へと誘導しているとの見方について、「今年下半期はさまざま要因で米ドルが下落から反発に転じ、元の対米ドル相場の上昇ピッチが鈍化したが、これは市場の需給関係に変化が生じたことによる正常なものである」と元安誘導を否定した。(翻訳・編集/HI)



   

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