<逃げ足先生>北京で教職に復帰、非難集中―中国

Record China    2008年12月25日(木) 8時30分

拡大

23日、四川大地震の際、生徒を見捨て1人逃げだした元教師「逃げ足の範」こと範美忠さんが、北京で教職に復職したと報じられ、ネットなどで批判的な意見が高まっている。写真は範美忠さん。

(1 / 4 枚)

2008年12月23日、新民晩報によると、四川大地震の際、生徒を見捨て真っ先に逃げだした教師として有名人となった「逃げ足の範」こと範美忠(ファン・メイジョン)さんが、北京で教職に復職したと報じられ、批判的な意見が強まっている。

その他の写真

範さんを教職に受け容れたのは北京開華教育学校で、範さんは文科教育研究室の主任と潜在能力開発研究所の研究員を務めるという。学校側は、採用に際し範さんと面談を行い、範さんが独自の教育観を持っていることもわかったが、範さんの10数年の教育経験や北京大学卒という学歴を重視したと取材に答え、「事件はすでに過去のこと」だと話している。

しかし、一般社会はこの学校ほど寛容ではないようだ。ネットでは範さんの復職に批判的な見方が圧倒的多数を占めており、ある人は「自分の子供は絶対に範の生徒にしたくない」と、強い拒否感をあらわにしている。学校側も、現在まで父兄からの苦情はないとしているが、今回範美忠という先生を採用したが、それがあの「逃げ足の範」だとまでは知らせていないのだという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携