2008年12月21日、米AP通信が発表した今年の「世界10大ニュース」に北京五輪と四川大地震が選ばれた。中国新聞網が伝えた。

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1位に輝いたのは、米国史上初の黒人大統領となるオバマ米次期大統領の当選。2位は世界的な金融危機で、3位は原油価格の乱高下だった。4位はイラク問題。米軍は2012年までの撤退を表明している。

5位と6位は中国関係。8月に開催された北京五輪と7万人近い死者を出した四川大地震が、それぞれ選ばれた。7位は大統領選で敗北したペイリン・アラスカ州知事。共和党の副大統領候補として多くの話題を振りまいた。

8位は日本人1人を含む164人が死亡したインド西部ムンバイで起きた同時テロ。9位は大統領の椅子に最も近い女性と言われるヒラリー・クリントン上院議員。次期政権では国務長官を務める。10位はロシアとグルジアの武力衝突。これをきっかけに米ロ関係は一層冷え込んだ。（翻訳・編集/NN）