「中国の現代文学は無駄話ばかり」再び痛烈批判!―ドイツ漢学者

Record China    2008年12月22日(月) 15時46分

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19日、「中国の現代文学にはゴミが多い」などと発言し、中国人作家を激怒させたドイツの漢学者ヴォルフガング・クービン氏がまたもや「中国の現代文学は長すぎる」と批判しているという。写真はヴォルフガング・クービン氏。

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2008年12月19日、06年に「中国の現代文学はゴミばかり」などと発言し、中国人作家を激怒させたドイツの漢学者ヴォルフガング・クービン氏がまたもや「中国の現代文学は長すぎるし、無駄話ばかり」と批判していることが分かった。「検察日報」が伝えた。

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それによると、「中国の現代作家の最大の問題点は、疲れ知らずということだ。1冊書き終ったと思ったら、すぐに2冊目を書き始める。毎年新作を出版できるようだ」と痛烈に批判するクービン氏。これも極端だが、自身は「21世紀中国文学史」の執筆に35年の歳月を費やした。ドイツ人作家は平均的に4〜5年かけて1冊を書き上げる。1日1000字前後の執筆ペースだと速い方になる。一方、中国人作家は1日1万字が当たり前。なかには年間2〜3冊の長編小説を執筆する作家もいるという。

最近ある中国人作家が、アマチュア作家に次のような創作のコツを紹介した。「長編小説を書くコツは、だらだら書くテクニックをマスターすること。ただ水で薄めた牛乳では、一目でばれてしまう。だが水で薄めた牛乳にメラミンを加えたら、肉眼では見分けにくい」

2000年に中国系フランス人の高行健(ガオ・シンジエン)氏がノーベル文学賞を受賞しているが、中国国籍で同賞を受賞した作家はまだいない。中国人作家の「あまりに長く、あまりに速く、あまりに雑で、むだが多い悪癖」が原因だろうか。(翻訳・編集/SN)

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