<金融危機>目も当てられないウォール街の惨状、年収大幅ダウンでも中国で職探し―中国紙

Record China    2008年12月21日(日) 9時57分

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15日、米国、英国を訪問した中国の高級金融人材招聘団が帰国した。面接には世界的な金融危機の影響により職を失った金融関係者が大挙押し寄せたという。写真はニューヨーク証券取引所。

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2008年12月15日、米国英国を訪問した中国の高級金融人材招聘団が帰国した。面接には世界的な金融危機の影響により職を失った金融関係者が大挙押し寄せたという。19日、東方早報が伝えた。

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招聘団はニューヨーク、シカゴ、ロンドンを訪問、中国で働く金融関係スタッフを募集した。ニューヨークでは1000人以上、ロンドンでは300人以上、シカゴでは200人以上の求職者が詰めかける大盛況となった。多くが金融危機で職を失った人だという。

ウォール街が栄華を誇ったのも今は昔、現在では活気が見られなくなってしまった。エグゼクティブ御用達のアパレルブランドはアウトレットモールでもないような大安売りを実施している。これというのもすべては不景気のため。職を失った人々が大挙面接に訪れた。

今回募集しているスタッフの給与は最高でも年150万元(約1960万円)と金融業の高級スタッフの給与としては決して高いものではない。しかし以前は年に数千万円から1億円以上もらっていたという人材までもが面接に押し寄せた。招聘団のあるスタッフは「ウォール街がこれほどの惨状になっていたとは知らなかった」と驚きを隠せない様子だった。(翻訳・編集/KT)

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