2008年12月19日、タイ・バンコクの中華系タイ人の間で、政府側が発表した空港閉鎖で足止めされた外国人への1日2000バーツ補償という話は、具体的な支払い方法が示されないことから、実現は難しくこのまま風化して収束してしまうのではないかとの噂が広まっている。

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補償金の支払いをスムーズにおこなうには、各航空会社に協力を求めるのが普通だか、中国の主要な航空会社にタイ政府側から公式な相談がまだ来ていないことから、タイ政府側はいったい本気で支払う気があるのかと疑問視されている。

中国からタイへの観光客は、空港閉鎖問題が発生してから激減しており、「空港占拠に国民が遺憾、2度と起きない」との新首相の就任演説があったばかりだが、1日2000バーツの補償問題をきちんと処理しなければ、タイ政府への信頼の回復は、さらに時間がかかるだろうとしている。（編集/永井）