X JAPANの北京「鳥の巣」公演が幻に?「外国人に初演譲れない」とも―中国

Record China    2008年12月19日(金) 15時56分

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18日、ロックバンド・X JAPANが、北京五輪のメインスタジアム「鳥の巣」で公演を行う可能性について、当の会場から開催許可が下りなかったと報じられた。その理由は「外国人、特に日本人には“こけら落とし”は譲れない」ことだも言われる。写真は鳥の巣。

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2008年12月18日、ロックバンド・X JAPANが、北京五輪メインスタジアム・北京国家体育場(通称:鳥の巣)で中国公演を行う可能性について、当の会場から開催許可が下りなかったと報じられた。台湾・今日新聞の報道。

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09年1月17日に予定される香港公演に続き、中国本土でも公演を企画しているX JAPAN。もともとは上海体育館を開催予定地としていたが、リーダーのYOSHIKIが「X JAPANのイメージにふさわしい」として北京「鳥の巣」での公演を熱望していたという。その後、北京文化局に公演許可を申請するが、遅々として手続きは進まず。同局関係者筋よると、その理由は「外国人、特に日本人には“こけら落とし”は譲れない」ことだという。

「鳥の巣」こと北京国家体育場は、北京五輪閉会後の10月から一般向けに貸し出しを開始した。現在は観光客向けに観覧を開放しているほか、飲食店4店舗の開設や、みやげ店など130のテナント募集をする予定で、公演活動などで会場を借りる場合はレンタル料が1日あたり300万元(約3900万円)に上るという。国内のアーティストらがその額面を理由に誰も名乗りを上げない中、意気揚々と初の公演申請をしたのがX JAPANだったのである。

このほど「鳥の巣」使用が不許可との結果を受け、公演の主催者側は次の候補地として上海大舞台を推薦。しかしYOSHIKIが「鳥の巣での公演実現を諦めきれない」と、なかなか首を縦に振らないという。(翻訳・編集/愛玉)

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