<カンフーサッカー>ボロボロ!「犬に食われた良心」選手の“甘やかし”が弱体化招いた?―中国

Record China    2008年12月19日(金) 4時35分

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18日、弱小化の止まらないサッカー中国代表チームの、没落の「本当の原因」を関係者が語った。所属チームに甘やかされ、「代表チームはごめん」とばかりにやる気を見せない選手らが一部にいるという。写真は17日、3対1で惨敗した対オマーン戦。

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2008年12月18日、弱小化の止まらないサッカー中国代表チームに失望したファンらが、中国サッカー協会に不満を訴えているという。大手ポータル・騰訊(Tencent)スポーツ版の報道。

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17日に開催された対オマーン戦で、中国は3対1と惨敗をきした。翌18日に発表された最新のFIFA(国際サッカー連盟)ランキングでは、中国は100位へとランクを下げ、ついに過去の最低記録である103位に迫ることとなる。この惨憺たる現状に業を煮やしたファンらは、中国サッカー協会らに「なぜもっと実力のある選手を招聘しないのだ?」と詰め寄ったという。

ところが、それに対する協会関係者の発言は驚くべきものだった。「言葉を選ばずに言えば、一部の選手らの良心は“犬に食われた”ということ。」いわく、一部の選手は代表チームの合宿に招聘しても何らかの理由をつけて練習に参加しなかったり、途中で姿を消したりする状況が頻発しているという。「代表チームが彼らを受け入れないのではない。選手自身が参加を望まないのだ。彼らは所属のクラブチームでお金を稼ぐことにご執心」。

衰退するいっぽうで、今や憧れでも栄誉でもなくなってしまった中国のサッカー代表チーム。中国スーパーリーグ(CSL)のある有名選手は、「代表チームは苦労ばかりで報われない。細かい規律や生活上のしばりも多くて、やりきれないんだ。ならばいっそ、所属チームで手堅くプレーしたほうが気楽だしお金にもなる。」と真情を吐露している。中には「代表チームはごめん」とはっきり意思表示する選手もいるという。

このような現状を招いた理由として、あるサッカー関係者は「クラブチームが選手を甘やかしすぎた」と言う。選手らの致命的なモチベーション低下。中国のサッカー界の没落は、どうにも止まらない。(翻訳・編集/愛玉)

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