行方不明の雑誌記者、収賄容疑で逮捕されていた―中国

Record China    2008年12月16日(火) 16時19分

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15日、山西省で違法な土地取引を取材中に行方不明となっていた週刊誌「網絡報」の記者が、収賄容疑で逮捕されていたことが明らかになった。1日から行方不明となっており、5人組が連れ去る姿を防犯カメラが撮影していた。写真は残された防犯カメラの映像。

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2008年12月15日、山西省で違法な土地取引を取材中に行方不明となっていた週刊誌「網絡報」(中国科学院発行)の記者が、収賄容疑で逮捕されていたことが明らかになった。1日からこの記者は行方不明となっており、5人組に連れ去られる姿が防犯カメラに残っていた。東方網が伝えた。

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逮捕が明らかになったのは「網絡報」の記者、関鍵(グワン・ジエン)氏。関氏は今月1日、ホテルの防犯カメラに5人組に連れ去られる姿が映されたのを最後に行方が分からなくなっていた。ところが15日になって突然、河北省張家口市の警察が関氏の携帯電話を使って、家族に関氏を収賄容疑で逮捕したと連絡して来たという。逮捕日時はちょうど防犯カメラに映されたのと同じ今月1日だった。

張家口警察は、2週間も連絡しなかったことについて「手続き上の問題」とだけ述べ、関氏の家族に早急にお金を持って手続きに来るよう要求しているという。家族や同僚は関氏が収賄で逮捕されたことに「あり得ない。何か裏があるはず」と疑問の声を上げている。

 

関氏は20年のキャリアを持つベテラン記者。社会問題を専門としており、これまでも度々脅迫などを受けていたという。(翻訳・編集/NN)

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