ノーベル賞授賞式に中国人学生を招待!―スウェーデン

Record China    2008年12月14日(日) 23時15分

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13日、スウェーデンの首都ストックホルム市内で開かれた本年度のノーベル賞授賞式に、招待客として中国人学生が初めて出席したと伝えられた。写真はストックホルム市。

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2008年12月13日付の北京晩報は、スウェーデンの首都ストックホルム市内にあるコンサートホールで現地時間10日午後、本年度のノーベル賞授賞式が開かれたと伝えた。同式典の招待客として中国人学生が初めて出席した。来年以降も毎年1人の中国人学生がこの幸運なチャンスを与えられるという。

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出席したのは、武漢大学に在籍する北京市出身の女子学生、鄭佳萌(ジョン・ジアモン)さん19歳。鄭さんは、本年度の全国青少年科学技術創新コンテストで「最優秀植物学賞」を受賞している。

スウェーデン青年科学者連盟の招待客として、鄭さんをはじめ世界15か国から派遣された学生22人とスウェーデン側の学生代表は、コンサートホールの2階から式典を観覧した。「ホールはとても荘厳な雰囲気でした」と鄭さん。最も印象深かったのは、中国系米国人で、ノーベル化学賞を受賞したロジャー・チェン(銭永健)氏だったという。「檀上から来賓に一礼した後、座っている奥さまに向かって投げキッスをしたのをみて、とてもロマンチストだと思いました」と感想を語っている。

学生招待にあたって同連盟は、中国科学技術協会が主催した青少年科学技術コンテストの本年度受賞者で男女不問・年齢18〜24歳までの学生1人とし、関係者や家族を帯同しないという条件を提示した。中国科学技術協会によれば、中国人学生の同式典への招待は今年が初めて。「科学技術分野における中国人学生の功績が、国際社会に十分に認められた」と語っている。(翻訳・編集/SN)

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