中国人旅行客が大幅減少、対仏感情悪化で―フランス

Record China    2008年12月14日(日) 12時6分

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11日、仏放送局「ラジオ・フランス・インターナショナル」はフランスを訪れた中国人旅行客数が今年大きく減少したことを伝えた。聖火リレー妨害事件による対仏感情悪化が影響したと見られる。写真はパリ。

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2008年12月12日、環球時報によると、仏放送局「ラジオ・フランス・インターナショナル」は11日、フランスを訪れた中国人旅行客数が今年大きく減少したことを伝えた。

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11日、フランス政府観光局の発表によると、今年1月から9月までの中国人旅行客数は前年同期比17.1%、滞在日数では20.1%という大幅な減少を記録した。今春、パリで実施された北京五輪聖火リレーで妨害事件が発生したが、これにより中国国民の対仏感情が悪化、旅行客数の減少につながったと見られる。また今月6日、サルコジ仏大統領がダライ・ラマ14世と会談したことにより、対仏感情は再び悪化へと向かっている。

一方、世界的な金融危機の影響もあり、外国人観光客数全体でも0.7%の減少を記録している。特に今年9月は前年比6.7%減と大幅な減少を記録した。米国人旅行客数の減少幅は12.9%、日本人旅行客数は15.3%となっている。(翻訳・編集/KT)

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