科学技術分野の論文発表数、世界最多に―中国

Record China    2008年12月10日(水) 15時5分

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9日、Eiデータベースによると、07年に中国人科学者の発表した論文は7万8200本で、全世界の19.6%を占め、米国を抜いて初めて世界1位に躍り出た。資料写真。

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2008年12月9日、世界の重要な工学文献と技術文献を収録する「Ei Compendex」データベースの統計では、07年に中国人科学者の発表した論文は7万8200本に上り、全世界の論文の19.6%を占め、米国を抜いて初めて世界1位に躍り出た。新華社の報道。

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中国科学技術情報研究所の発表によると、自然科学分野の「Science Citation Index」データベースの統計では、07年に中国人科学者が発表した論文は上記の統計を上回る9万4800本。全世界の7.5%を占め、米国、英国に次ぐ3位となっている。

さらに、学会発表資料の検索データベースである「ISTP」を探ると、07年に中国人科学者によって国際会議で発表された論文数は4万5300本で、全世界の10.1%を占め、世界2位となっている。うち、中国国内から発表されたものは4万3100本。

これら論文のテーマは、化学、コンピュータ科学技術、物理学、材料科学、通信技術、生物学などの割合が多い。とくに、過去10年間に発表された材料科学分野の論文数は、中国人によるものが世界全体の15.9%を占め、米国に次ぐ世界2位になっており、引用された数でも世界3位になっているという。また、08年8月までの10年間で、中国人科学者が発表した論文総数は約57万本に上り、世界5位。引用された数は延べ265万回で、世界10位だという。(翻訳・編集/岡田)

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