<転職大国>金融危機で中間管理職は控えめに―中国

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8日、コンサルティング会社のレポートによると、金融危機下、世界中の中間管理職が転職を控える傾向が見られるが、転職を好む中国でもそうした傾向は濃厚だという。写真は08年3月、江蘇省南京市で行われた管理職人材専門の就職説明会。

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2008年12月8日、ドイツの中国語ラジオ局「徳国之声」(ドイツの声)のWEBサイトに掲載されたコラムによると、中国・ドイツ両国の中間管理層が転職を控える傾向にあると言う。コンサルティング会社のアクセンチュアが同日に発表したレポートでは、昨今の金融危機下、この傾向が世界的に見られるという。転職を好む中国でもそうした傾向が濃厚のようだ。環球時報の報道。

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調査対象は22か国2600人以上の中間管理職で、今年9〜10月の期間に調査を行った。22か国には中国、インド、ブラジル、アメリカ、ドイツなどが含まれる。ドイツでは調査対象約150人のうち、64%が現在の仕事に「不満」を示し、52%が勤務先会社の金融危機への対応に「不満」を示している。しかし、40%が「職を失うことへ危機感を感じる」と答えており、30%近くが「現職を維持できるよう努力しなければならない」と答えた。

中国ではさらに保守的な傾向を見せる。59%の中間管理職が転職を「危険」だと考えており、40%が「現職を維持できるよう努力しなければならない」と答えた。しかし、65%が勤務先の金融危機への対応に「不満」を示しており、転職を好む中国らしさが現れている。(翻訳・編集/小坂)



   

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