北京ダックの老舗「全聚徳」、台湾に初出店へ―中国

Record China    2008年12月9日(火) 17時37分

拡大

8日、北京ダックの老舗として知られている「全聚徳」だが、初めて台湾に出店することが決まりそうだ。材料のアヒルは、中国国内で飼育されたものを輸入する予定という。写真は全聚徳北京前門店。

(1 / 4 枚)

2008年12月8日、新華網によると、北京を代表する料理「北京ダック」の老舗として知られている「全聚徳」が、初めて台湾に出店することが決まりそうだ。

その他の写真

全聚徳は1864年の創業で、140年以上の歴史を誇る「老字号」(老舗)。現在、中国本土に80店舗以上を展開しており、日本やオーストラリアなど海外への進出も行っている。

全聚徳集団の責任者が明らかにしたところによれば、台湾南部の都市・高雄の某レストラン企業との間で合意に達し、全聚徳の台湾第1号店を出店する予定だという。同社のマーケティング担当部長の曹(ツァオ)氏は、「全聚徳は台湾でも名が知られており、出店は間違いなく成功する」と話しているが、これまで中国本土の飲食店が台湾に出店した前例はなく、出店は手探り部分も多いという。

出店場所については、高雄市の保護建築物にも指定されている「香蕉棚」というバナナの貯蔵庫だった建物になると見られている。また、材料のアヒルは中国国内で飼育されたものを輸入する予定になっているという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携