2008年12月8日、来年1月に北京と上海での公演が決定しているボサノヴァ歌手の小野リサが、中国の大手ポータル・新浪(sina)音楽版が運営する「小野リサ来中公演公式サイト」上で独占インタビューに応じた。

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小野リサは今年、誕生50周年を迎えたブラジルのポップ・ミュージック「ボサノヴァ」のシンガー。ボサノヴァのみにとらわれない幅広いレパートリーが愛され、かつて台湾でもCMソングに起用されたことがある。

次回の中国公演が2度目となる小野リサ。今回は「アジア巡回ツアー」として1月10日の北京公演からスタートする。インタビューでは演目についても触れ、誰もが知るボサノヴァのスタンダードを中心に披露することを明かした。前回の上海公演で中華ポップスのスタンダード「夜来香」をパーフェクトな中国語で披露したのと同じように、今回も中国の歌に挑戦したいとも語ったが、曲目は未定とのこと。

また、中国語圏では小野リサの影響でボサノヴァに挑戦するシンガーが出現、「中国の小野リサ」「台湾の小野リサ」など多数のフォロワーが登場していることについては、「それはとてもすばらしいことね。音楽の世界は世代交代が激しいから、フォロワーの出現はとてもいいことだと思う」としている。中国に初めてボサノヴァを伝えた歌手として、当地では「ボサノヴァの女王」とも称される彼女の公演に期待が集まっていることをうかがわせるインタビューだった。(翻訳・編集/愛玉)