1700年前に建造の「竜華塔」初の一般公開―上海市

2006年9月14日、上海市の竜華（りゅうげ）寺内の竜華塔で、ある職員が消毒作業を行っている。三国時代の242年に建てられた竜華寺は、上海で最古・最大の規模を誇る寺院だ。境内には唐、五代、明、清の各時代の経書、金印、仏像など多くの文化遺産が収蔵されているが、なかでも247年に築かれた竜華塔は、上海市で最も原型をとどめている古代の塔で、国の重要文化財となっている。今年国は観光祭と建国記念日周辺の5日間、制限付きの竜華塔有料開放に特別な許可を与えた。1度に塔に上れる観光客は10名に限り、入れるのは5階までで見学時間は20分とのこと。関係者の話によると、一般公開で得られた収入のすべては竜華塔の修繕資金として利用されるとのこと。

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