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4日、湖北省の大学で学生同士が監視し合う試みが行われている。男女同数のクラスで、女子は男子を、男子は女子をそれぞれ匿名で監視して評価するというもの。資料写真。
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2008年12月4日、湖北省武漢市にある「湖北大学数学・計算機科学学院」07年入学数学第2クラスでは、クラスメート同士が匿名で相手を監視し、その言動や学習態度を評価しあうという。「荊楚網」が伝えた。
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「小天使計画」という名称のこの監視システムは、同クラスの学生が考案した。男女の学生人数が同じだったため、異性同士をそれぞれ監視。毎月の初めに、くじを引いて自分が監視する相手を選ぶ。監視内容は生活態度や授業態度で、毎週1回「小天使のメモ帳」に対象となった学生の評価や要望点などを書き込み、クラスで公開する仕組み。
このシステムを導入してから、学生たちの授業態度が激変。基本的に遅刻が無くなったという。授業前から教室で自習する学生の姿も増えた。「小天使のメモ帳」に書き込まれる評価や要望は学生に好意的な内容のものが多いため、クラス全体の雰囲気が良くなったと話す学生も。
だが、この監視システムについて「男女間の監視が愛情に変わる危険がある」「1対1の監視は、他の学生との交流を阻害することになる」などのマイナス面を訴える意見も出ている。(翻訳・編集/本郷)
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