08年ベスト映画100選、「ラスト、コーション」など中国語映画4作が入選―英紙

Record China    2008年12月5日(金) 18時23分

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3日、英紙・タイムズなどが共同で「08年度最高の映画100本」を選出した。うち、「ラスト、コーション」など中国語作品4本が入選した。写真は「ラスト、コーション」の劇中写真。

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2008年12月3日、英紙・タイムズ(The Times)とその日曜版(The Sunday Times)が共同で、「08年度最高の映画100本」を選出した。うち、中国語作品4本が入選した。ニュースサイト・大洋ネットの報道。

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作品100本の評価は5点満点の星で表される。5つ星を獲得したのは「ダークナイト」(アメリカ)、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(アメリカ)、「ゴモラ」(イタリア)、「Man On Wire」(アメリカ)、「Times and Winds」(トルコ)の5作品。また、日本からは「下妻物語」(04年)が入選。これは、イギリス国内での今年の上映作品が対象となっているため、旧作でありながらランクインを果たしたもの。

中国語映画からは4本が堂々の入選。正月映画のヒットメーカー、フォン・シャオガン(馮小剛)監督による戦争映画「戦場のレクイエム(中国語題:集結号)」は、「『プライベート・ライアン』以来の傑作戦争映画」と評された。

また、ベネチア映画祭2冠達成のアン・リー(李安)監督の「ラスト、コーション(色、戒)」は、「残酷な性愛、歴史のタブー…中国をこれほど鮮明に、新鮮に描ける監督は彼だけ」と、こちらも絶賛された。

香港ノワールの名手、ジョニー・トー(杜[王其]峰)とワイ・カーファイ(韋家輝)の共同監督による「マッド探偵(神探)」は、「ユーモアを効かせたホラー作品。溢れる才能がすでにハリウッドを凌駕している」と、その完成度に太鼓判が押された。

ベネチア映画祭大賞受賞監督のジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督の「長江哀歌(三峡好人)」は、「内省的な沈思、素朴な表現手法による異邦人の旅路が生き生きと描かれている」と高く評価された。(翻訳・編集/愛玉)

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