「ダライラマの訪問は時期尚早」―台湾総統

Record China    2008年12月4日(木) 15時16分

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3日、ダライ・ラマ14世が訪台を希望しているとの報道を受け、馬英九台湾総統は「時期尚早ではないか」との懸念を示した。写真はチベットのナムチャバルワ峰。

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2008年12月3日、チベット仏教の最高指導者・ダライ・ラマ14世が来年の訪台を希望しているとの報道を受け、馬英九台湾総統は「時期尚早ではないか」と懸念を示した。台湾メディアの報道を環球時報が伝えた。

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馬総統は同日、海外メディア向けの記者会見で質問を受け、「台湾は世界各地の宗教指導者の訪台を歓迎する」としながら、「現時点は望ましい時機ではない」と示した。馬総統は今年7月も同様に、ダライ・ラマ氏の訪台を限定的に受け入れる旨の発言をしている。

サルコジ仏大統領がダライ・ラマ14世との会見を表明したことを受けて中仏関係が一気に冷え込んでいることから、中台関係への影響を鑑みての発言とみられる。さらに2日、中国外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道官が、定例記者会見で「台湾およびチベットは共に中国不可分の領土である。ダライ・ラマ氏による祖国分裂活動は、それがいかなる手段であってもわれわれは反対の立場をとる」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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