ボルトなどに反ダンピング関税、中国は強く反発―EU

Record China    2008年12月4日(木) 13時18分

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3日、欧州連合(EU)は、中国製ねじとボルトに対し反ダンピング関税を課すことを決定した。中国側はこれを「保護貿易主義」などと強く反発している。写真は浙江省の金属工場。

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2008年12月3日、欧州連合(EU)は、中国製ねじとボルトに対し反ダンピング関税を課すことを決定した。中国側はこれを「保護貿易主義」などと強く反発している。環球時報が伝えた。

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中国は世界最大のねじとボルトの生産国で、EUはその最大の輸出先となっている。今回の反ダンピング措置について、中国側は「EU・中国首脳会議を延期したことに対する報復だ」と強く反発、「このような保護貿易主義は中欧関係を一層傷つけるだけ」と批判した。同会議は今月1日にフランスで開催される予定だったが、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の訪欧が決まったことで、中国側がこれを理由に延期を通告した。

中国の対EU輸出額は毎年2000億ユーロ(約23兆円)に達するが、中国側は「今回の措置はこの額に全く影響しない。安い海外製品に扉を閉ざしたことで困るのはEUの消費者だ」と強気の姿勢を見せている。(翻訳・編集/NN)

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