2008年12月3日、中国人民銀行（中央銀行）は2日、公開市場操作として実施している1年物中央銀行手形の発行を今週から一時停止すると発表した。

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交通銀行の連平首席エコノミストによれば、1年物手形の発行停止は、当局が十分な流動性供給を確保させるための対策の一つ。景気の安定成長を優先課題に掲げる当局の金融緩和姿勢が再確認された格好となった。

金融関係者は「人民銀が直近で発行した同手形は50億人民元と小規模で、売りオペ効果がない形式的なものだったことから、発行停止に意外性はない」と話している。

人民銀は10月末に、同手形の発行頻度をこれまでの毎週から隔週へと変更していた。（翻訳・編集/HI）