<中華経済>人民元が連日で変動幅の下限に、元安容認か―中国

Record China    2008年12月3日(水) 19時8分

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3日、2日の上海外国為替市場の人民元相場は、銀行間取引終値が1米ドル=6.8870元と前日終値の6.8848元から下落し、2日続けて1日の変動幅の下限に達した。写真は株価の変動を見守る中国の投資家。

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2008年12月3日、2日付香港経済通によると、2日の上海外国為替市場の人民元相場は、銀行間取引終値が1米ドル=6.8870元と前日終値の6.8848元から下落し、2日続けて1日の変動幅の下限に達した。

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人民銀行(中央銀行)がこの日朝発表した取引の目安とする基準値は1米ドル=6.8527元。人民元の1日の変動幅は同基準値から上下0.5%に設定されている。

人民元の対米ドル相場は前日(1日)も、05年に現行制度ができて以来、初めて変動幅の下限で取引を終えていた。

周小川人民銀総裁は以前に「人民元安の可能性も排除できない」と表明しており、金融市場では、当局が景気対策のため元安を容認する為替政策に切り替えるのではないかとの見方が出ている。

北京では4日から2日間の日程で、中国と米国の経済閣僚が一堂に会して政策課題を話し合う米中戦略経済対話(SED)が行われる。マコーミック米財務省次官は1日、「米国は人民元切り上げを中国政府に要請する」との考えを述べた。(翻訳・編集/HI)

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