2008年12月2日付の広州日報によると、中国物流購買連合会が1日発表した08年11月の購買担当者指数（PMI）は38．8と、10月の44．6から低下し、05年1月の指数算出以来の最低を記録した。

PMIを構成する生産指数、新規受注指数、仕入量指数、輸出入指数が軒並み前月と比べて7ポイント以上低下した。中でも輸出指数は前月から12．4ポイント落ち込んだ。

PMIは50が景気判断の分かれ目。中国の景気後退が一段と鮮明となった格好だ。モルガン・スタンレーの王慶アジア太平洋区首席エコノミストによれば、PMIの低下で、11月の主要経済指標の一段の悪化が予想できる。（翻訳・編集/HI）