香港-深セン、トンネル掘れば密輸もラクラク―広東省深セン市

Record China    2006年9月14日(木) 19時6分

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トンネルを使って大胆な密輸を行っていた犯罪グループを逮捕し、多数の電子製品を押収した。

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2006年9月13日、広東省の深セン税関が記者会見を行い、トンネルを掘って電子製品を密輸していた犯罪グループの摘発について公開した。深セン税関は今年8月25日、深セン市塩田(ヤンテン)区のあるマンションの106号室でこの犯罪グループを一斉摘発し、容疑者7名を逮捕、密輸されたICチップ12万個とモトローラ携帯電話338台、ノキア携帯電話465台を押収したという。犯人グループは深セン市と香港域内にある境界線近くの住宅を利用し、部屋から地下へと通じるトンネルを掘り、小さくて目立ちにくい電子製品などを香港から密輸していた模様。この深センと香港をつなぐトンネルは、広さが5畳半ほどの部屋に作られていた。入り口は約60平方センチメートルで、地表から深さ約1mほど竪穴を掘ったところで、横向きに香港方向に向かって堀り進められ、その長さは約20mに達している。このトンネルを掘るためには2週間を要したという。このような小さい抜け穴でも、2〜3分のうちに200万元(約3千万円)の電子製品を密輸することができるそうだ。税関の肖(ショウ)主任は、このような犯罪は深センで初めてだと述べた。

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