2008年11月28日、中国新聞網によると、27日劉淇（リュー・チー）北京五輪組織委員会主席が渡英し、成功裏に閉幕した北京五輪の経験を活かし、各分野で中英間の協力関係を強めていきたいと述べた。

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劉淇主席はロンドンで行われたIOC北京五輪総括会の閉幕式に出席し、北京五輪では「特色があり、レベルの高い」目標を実現出来たと紹介し、さらに五輪開催では国際性、文化の多様性を存分に引き出し、国全体と個人の利益両方を考慮することが必要であるとした。また北京五輪で得たものは、中国13億人に五輪精神を伝えたことだと述べた。

その後劉淇主席は相次いでテッサ・ジョウェル五輪担当大臣、ヘレン・バイマン英国議会上院議長、ボリス・ジョンソン大ロンドン市長、イアン・ルーダーロンドン市長ともそれぞれ会見し、五輪開催は北京とロンドン両市が更に協力を深める契機であり、協力を惜しまないと述べた。また、金融業が発展しつつある北京はロンドン市と友好を深め、互いに学び合いたいと述べた。ジョンソン大ロンドン市長は、両国の首都が五輪を巡って長期的なパートナー関係を結び、高等教育、経済科学技術、文化芸術や観光などの分野で協力していきたいと述べ、ルーダーロンドン市長は、ロンドン市は北京市との協力関係を尊重し、金融業発展の経験や教訓を分かち合いたいと述べた。（翻訳・編集/中原）