2008年11月27日、タイの反政府団体「民主主義市民連合（PDA）」が新バンコク国際空港（スワンナプーム空港）を封鎖し全便欠航になった事態を受け、中国のニュースサイト東方網は、タイで足止めされている中国人は1000人余りだと伝えた。

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中国外交部は今回の事態を受けて、国民にタイへの渡航を当面見合わせるよう勧告した。在タイ中国大使館の陳報道官によると、現地で足止めされている中国人は1000人余り。バンコク市内のホテルに泊まっているが、みな落ち着いた様子だという。また、取材に応じた旅行会社の中国人社員は「銃撃戦も見ていないし、流血沙汰にもなっていない」と状況を説明した。占拠2日目の26日早朝に一部の客が空港に向かったが、すぐに戻ってきたという。

一方、北京の各旅行会社は、ツアー客の安全確認などの対応に追われた。現地と電話で連絡を取ったという旅行会社の社員は、「ツアー客の安全が第一だ」と語っていた。（翻訳・編集/NN）