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27日、アメリカ製の粉ミルクから有害物質であるメラミンが検出されたとの、アメリカ食品医薬品局の発表が伝えられた。ごく微量のため、健康への影響はないという。写真は江西省で大量廃棄された粉ミルク。
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2008年11月27日、新京報によると、アメリカ国内で製造された粉ミルクから有害物質であるメラミンが検出された。25日にアメリカ食品医薬品局(FDA)が発表したもの。ごく微量のため、健康への影響はないという。
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中国におけるメラミン混入事件を受け、FDAは国内で製造されている粉ミルクの全製品(77製品)に対してサンプル検査を実施した。メラミンが検出されたのは、ミードジョンソン社などの3製品。FDAによる検査結果によれば、ミードジョンソン社の乳児用粉ミルクからは2度の検査で0.137ppm、0.140ppmのメラミンがそれぞれ検出された。ネスレ社の粉ミルクは3度の検査が行われ、平均0.247ppmのメラミンが検出されたほか、同社の児童向け2製品からもメラミンが見つかったという。また、アボット社の製品からは、FDAの検査では検出されなかったが、社内検査で微量のメラミンが検出されたと同社が明らかにしている。
FDAは、メラミン含有量は0.250ppm以下であれば人体への影響はなく、「微量」として扱われるとしている。なお、問題の製品に中国製原材料は使用されておらず、今回検出されたメラミンは、製造過程で混入したものと見られている。
統計では、全米の粉ミルクの90%以上は3社の製品で占められているという。(翻訳・編集/岡田)
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