「中国も理解する努力を」、外国への理解不足を指摘―シンガポール紙

Record China    2008年11月28日(金) 8時5分

拡大

26日、シンガポール華字紙は「中国が外国を深く理解するにはどうすれば良いか」と題したコラムで、中国人の外国に対する理解度はかなり低いと指摘した。写真は西安で行われた「模擬国連」に参加した中国人大学生。

(1 / 3 枚)

2008年11月26日、シンガポールの華字紙「聯合早報」は、「中国が外国を深く理解するにはどうすれば良いか」と題したコラムで、中国人は良く「中国を理解していない」と外国人を批判するが、中国人の外国に対する理解はそれより更に劣っていると論じた。人民網が伝えた。

その他の写真

コラムは、「外国人は中国人と付き合う際、少なくとも相手の都合を考えるが中国人はお構いなしだ」と指摘、英BBC放送の記者が語った典型的な例を紹介した。それによると、外国人が中国を訪問する際は、5月のゴールデンウィークや10月の国慶節春節(旧正月)といった大事な行事がある時期は控えるが、逆に中国人はクリスマスやイースター(復活祭)、夏休みなどでも気にせず英国にやって来る。これは「英国事情に対する無知と無視」の表れと強調した。

その上で、中国が世界の大国になるためには乗り越えるべき問題がいくつかあると指摘。外国と付き合う時にまずは友好的か否かを気にするのを止め、どんな相手とでも付き合う努力をすること、そして、外国研究を一部の学者だけに任せず、海外の中国研究機関が責任者に中国人を据えているように、開放的な研究を目指すことなどを挙げた。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携