米中の共生、「チャイメリカ」思想は幻想―中国人ジャーナリスト

Record China    2008年11月27日(木) 17時56分

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25日、中国と米国の共生を掲げる「チャイメリカ」思想が紹介された。「中国の国際的影響力は米国に匹敵する」と浮かれる中国人に、在日中国人ジャーナリストが警鐘を鳴らしている。写真は05年11月、ブッシュ米大統領訪中時の天安門広場。

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2008年11月25日、24日付の在日華人紙「日本新華僑報」に在日中国人ジャーナリスト・莫邦富(モー・バンフ)氏が、現在中国と米国で話題になっている「チャイメリカ(Chimerica)」思想について自説を展開。中国と米国が経済的運命共同体となって共生することを意味する「チャイメリカ」は幻想に過ぎないと述べている。

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米国の経済史学者でハーバード大学教授のNiall Ferguson氏が、「チャイナ(China)」と「アメリカ(America)」を合わせて作った新語「チャイメリカ」。世界最大消費国の米国と、世界最大の外貨準備を誇る中国が共同体を作れば、世界経済に大きな影響を与えることになるというもの。

それによると、この新語「チャイメリカ」は中国人にとって「米国と肩を並べた」気持ちになれる耳障りの良い言葉だが、裏に隠れた米国側の目的について考える中国人は少ないようだ。米国はそう簡単に超大国の地位を中国と分かち合うことはしないだろう。そればかりか、中国は名誉や地位、権利などを得られずに、大きな責任だけを一方的に押しつけられる可能性がある。米国が重視しているもの、それは中国の2兆ドルの外貨準備高だ。もちろん、中国は大国の責任を果たすために使うべき金は使わねばならないが、使うべきではない金は絶対に使ってはならない。

所詮、中国は中国、米国は米国なのだ。「『チャイメリカ』などという言葉に惑わされて足元をすくわれないように気をつけねばならない」と、莫邦富氏は訴えている。(翻訳・編集/本郷)

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