2008年11月21日、ジョン・レノンの未亡人でありアーティストのオノ・ヨーコ氏が上海市で初の個展開催を発表し、早くも話題となっている。チャイナフォトプレスの報道。

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今年75歳のオノ・ヨーコ氏はアーティスト、作曲家、詩人、反戦主義者などさまざまな顔を持つ。60年代初頭に勃興した芸術運動「フルクサス」に参加し、その芸術活動を通じてジョン・レノンと邂逅した。現在も精力的に活動を広げており、米大手コミュニティ・サイト「MySpace」や同大手SNS「Facebook」などに頻繁に顔を出し、2万2000人のファンらと交流を深めている。

このほどの個展を企画したキュレーターは、「オノ・ヨーコは美術史上に重要な位置を占めるアーティストであり、時代を超えた活躍を見せる類まれなアーティスト」としながら、オノ・ヨーコという作家についてこれまで、ジョン・レノンの妻としての顔ばかりが多く報じられ、その芸術活動が広く知られていない現実を踏まえ、「今回の個展では“アーティスト”オノ・ヨーコのごく一部分を紹介したに過ぎない」と話している。

オノ・ヨーコ中国で初の個展「FLY」は11月23日から12月15日まで、上海可・当代芸術中心で開催される。出展作品は写真、インスタレーションなど9点で、鑑賞者参加型の作品も目立つ。オノ・ヨーコ自身もオープニングでパフォーマンス・アートを披露する。なお、開期中は市内の地下鉄構内、ギャラリー、飲食店などに多数の作品が広告として出現する。(翻訳・編集/愛玉)