欧州ブランド、中国市場に「勝機あり」―独メディア

Record China    2008年11月26日(水) 8時38分

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21日、中国の中産階級を中心に富裕層が増え、その需要が多様化していることがわかった。高品質欧州ブランドにとって中国は重要な市場になるという。写真はオープンしたばかりのグッチ大連店。

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2008年11月21日、環球時報によると、ドイツの中国語ラジオ放送「ドイツの声」サイトに「ヨーロッパのブランド、中国での勝機あり」との記事が掲載された。

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世界最大の多国籍コンサルタント・グループであるデロイト社が中国のホワイトカラー層を対象に行ったファッション調査から、経済成長とともに、中国の都市部では中産階級をはじめ、高所得者が増加しており、とくにホワイトカラー層が都市人口に占める割合が増大したことで、その需要が多様化していることがわかったという。ブランド志向の高さが傾向としてあらわれており、高品質を特徴とするヨーロッパの各ブランドにとって、中国は大きな期待が見込める市場だと指摘されている。

今後10年間で富裕層はさらに増えると予想されており、現在、上海ではホワイトカラー層は300万人いるが、2015年までには780万人に達すると見られている。衣類について、調査対象の30%が年間に250〜550ユーロ(約3万1000〜6万9000円)、さらに30%は550〜1150ユーロ(約6万9000〜14万4000円)を消費していると答えているほか、若年層ではヨーロッパ現地で製造された品質の高い新ブランドへの期待も高まっているという。(翻訳・編集/岡田)

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