<人肉捜索>インターポール顔負け?その「凄さ」、米紙が紹介―中国

Record China    2008年11月25日(火) 18時1分

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23日、インターネットを通じて個人情報を特定する中国の「人肉捜索」を、米メディアが「インターポール顔負け」と紹介した。写真は深セン市の高官がレストランで少女にわいせつ行為を働いたとされる事件で、被害者両親と高官が争う様子。

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2008年11月23日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、ネットを通じてある人物の個人情報を特定する中国の「人肉捜索」の調査力を、「インターポール顔負け」と紹介した。環球時報が伝えた。

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記事は、「中国で最も有名な探偵組織の探偵達は、ほとんど眠らず無情に獲物を追い続ける。その調査力はインターポール顔負けで、しかも無料だ」と「人肉捜索」の凄さを紹介した。最近解決した大きな「事件」は、10月末に発生した広東省深セン市海事局の林嘉祥(リン・ジアシアン)副局長が同市内のレストランで、少女にわいせつ行為を働いたとされたもの。事件では、何者かによってある政府高官が少女をトイレに連れ込もうとした後、少女の両親に暴言を吐いている姿を映した映像がネット上に流出。その後の迅速な「捜索」により、あっという間に高官の身元が突き止められた。林副局長は後に免職に追い込まれている。

記事はこうした「人肉捜索」が隆盛を極めるのは、一般庶民が役人との間に歴然とした不平等感を感じているためだと分析する。中国政府の一般ユーザーに対する管理の限界も指摘された。だがユーザーは十分に保身を心得ており、叩かれる役人はほとんどが「小者」ばかり。中央直属の「高官」が叩かれたのは、今回が初めてのケースとなった。(翻訳・編集/NN)

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