カード利用、7000円以下の小額が8割―中国

Record China    2008年11月25日(火) 9時34分

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21日、中国銀聯は、銀行カードの利用実態について調査した結果を発表。小額決済がカード利用の主流となっていることが明らかとなった。

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2008年11月21日、中国銀聯(中国ユニオンペイ)は、銀行カードの利用実態について調査した結果を発表。それによると、小額決済がカード利用の主流となっていることが明らかとなった。22日付で新京報が伝えた。

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中国銀聯は、全国の銀行カードを対象に今年8月分の利用データを分析。単価500元(約7000円)以下の小額決済が、カード決済全体の80%を占めた。一方、1万元(約14万円)以上の高額決済は1%未満。しかし、その決済総額はカード決済全体の65%を占めた。

このほか、各地の経済発展レベル、物価レベル、住民の購買力、カード受理環境などの要因によって、カード利用に地域間の隔たりがみられるという。天津市、広東省は、100元(約1400円)以内でのカード決済が圧倒的。それぞれ64%、59%とカード決済全体に占める割合は全国トップレベルにある。

両地域を上回る100〜1000元(約1400円〜約1万4000円)間でのカード決済が多いのは、深セン市(45%)、アモイ市(44%)、北京市(43%)、上海市(43%)。

これについて中国銀聯は、「両地域はカード受理環境やカード決済が高まりつつあるが、4地域は他の地域に比べ相対的に物価が高い。こうした特徴がデータに現れた」との見解を示している。(翻訳・編集/SN)

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