コン・リーの国籍変更、「中国パスポートは不便だから」?―シンガポール紙

Record China    2008年11月23日(日) 16時55分

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21日、シンガポール紙は女優コン・リーの国籍変更について、「頻繁に海外渡航する必要のある映画スターにとって、中国パスポートは不便なはず」と好意的に解釈。写真はコン・リー。

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2008年11月21日付けのシンガポール紙「聯合早報」は、「コン・リー(鞏俐)の国籍変更から中国人の海外旅行難を語る」との論説を掲載。これを「中国新聞網」が抜粋して転載。

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06年、中国人が米国観光に出かけるときは団体旅行が基本だった。旅行会社に手続き費用100元(約1400円)を支払うと、米国のどこかの公的機関が出した招待状を手に入れることができ、「公的視察団」として渡米。実際はただの観光旅行なのに、米国に対して堂々とウソをついたことに。

また、08年にはオーストラリア旅行に出かけたが、このときは5万元(約70万円)以上の銀行の残高照明や固定資産証明、結婚証明書などの個人情報を旅行会社に提出せねばならず、現地失踪予防のための保証金15万元(約210万円)も支払った。しかも旅行中は、全員のパスポートを添乗員が一括保管。外出の際には必ず点呼するなど細心の注意をしていたにもかかわらず、団員1人が姿を消す始末。

中国人が海外に出かけるのはとても面倒だ。コン・リーは有名人でお金持ちだから、私たち一般人とは違う扱いを受けるかもしれない。ただ仕事で海外に出かける機会の多い彼女が、シンガポール国籍のほうが便利だと判断するのも当然だと思える。(翻訳・編集/本郷)

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