<中華経済>1−10月の新規就業者数好調も、金融危機で今後失業率上昇か―中国

Record China    2008年11月20日(木) 19時1分

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20日付香港・経済通によると、人力資源・社会保障部はこのほど、08年1−10月の都市部の新規就業者数が1020万人となったと発表。一方、世界的な金融市場の混乱に伴い破産や生産停止に追い込まれる企業が目立ち、今後失業率が上昇する見通しを示した。

2008年11月20日付香港・経済通によると、人力資源・社会保障部はこのほど、08年1−10月の都市部の新規就業者数が1020万人となったと発表した。同部が設定した通年目標の102%に達した。

1−10月の間、失業者が再就職した数は450万人で、通年目標500万人の90%を達成。9月末現在、都市部の失業率は4%で、就職状況は依然安定していると指摘した。

ただし同部の尹蔚民部長は、「世界的な金融市場の混乱に伴い、10月以降は労働集約型企業や中小企業を中心に、破産や生産停止に追い込まれるケースが目立っており、従業員の失業も増加傾向にある」と述べ、今後失業率が上昇する見通しを示した。(翻訳・編集/KS)

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