中国などからの海外養子が急減―アメリカ

Record China    2008年11月20日(木) 15時40分

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19日、07年にアメリカで養子縁組が成立した外国人児童の数が12%減少し、99年以来最低になったと、現地華字紙が伝えた。とくに中国からの養子が減少している。写真は北京の孤児院。

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2008年11月19日、中国新聞網によると、07年にアメリカで養子縁組が成立した外国人児童の数が12%減少し、99年以来最低になったと、アメリカの華字紙「星島日報」がAP通信の報道を引用して報じた。

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アメリカ国務省が今月17日に公表したデータによれば、08年にアメリカの一般家庭に引き取られた児童は1万7438人で、前年と比べて2175人減少した。これまで最も多かったのは04年の2万2884人。10年来、孤児の出身地は中国がトップだったが、07年には5453人を記録したのを境に、中国で養子についての条例が敷かれたことや、中国国内での養子縁組が増加したことなどにより、今年は3909人にまで減少。中国人孤児の養子縁組で最も多かったのは05年の7906人だった。

中国に代わって現在、引き取られる児童が最も多い国はグアテマラだが、グアテマラからの養子も4728人から4123人に減少しており、来年にはさらに減ると予測されている。このほか、養子の数が著しく減った国にロシアウクライナ、カザフスタン、インドがあるという。(翻訳・編集/岡田)

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