「日本巡視船は野蛮」停船無視の漁船長、横暴さ訴える!当局は支援の構え―台湾

Record China    2008年11月20日(木) 11時47分

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18日、沖縄県宮古島沖の日本の排他的水域(EEZ)内で立ち入り検査を拒否したとして逮捕された台湾漁船「永昇106号」の船長が、修理を終えた同漁船と共に台湾に戻った。写真は台湾の高雄港。

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2008年11月18日、沖縄県宮古島沖の日本の排他的水域(EEZ)内で立ち入り検査を拒否したとして逮捕された台湾籍の漁船「永昇106号」の船長が、修理を終えた同漁船と共に台湾に戻った。中国新聞網が伝えた。

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台湾紙「アップルデイリー(苹果日報)」が逮捕された陳建豊(チェン・ジエンフォン)船長の話として伝えたところによると、陳船長は当時、漁業活動は行っていなかったが、日本の巡視船2艘に追跡され、両側から挟まれた末、船体を当てられた。船体には大きな穴が開いたが「日本側の野蛮な行為の証拠」として、あえて浸水しない程度の軽い応急処置しかしなかった。台湾に戻った船長は、集まった仲間を前に「証拠」を見せながら「日本の横暴ぶり」を訴えていたという。

事件は15日午前、日本のEEZ内に停泊していた同船を宮古島海上保安署の巡視船が発見。立ち入り検査のため停船を命じたが逃走したため、漁業法違反(立ち入り検査忌避)の疑いで船長を逮捕した。

事実を確認した台湾当局の農業委員会漁業署副署長、陳添寿(チェン・ティエンショウ)氏は、「逮捕された現場は係争海域。証拠を集め、船長に対しては然るべき支援をしていきたい」と述べた。(翻訳・編集/NN)

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