チンチン電車42年ぶり復活、レトロ再開発の「北京の浅草」に―北京市

Record China    2008年11月19日(水) 15時23分

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17日、北京市で古き良き下町の風情を残す前門地区に、レトロ風情たっぷりの路面電車が42年ぶりに復活すると伝えられた。前門地区は現在も老舗が集まり「北京の浅草」とも形容できる地域。再開発によって中華民国時代を再現した観光街に生まれ変わった。

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2008年11月17日、北京市で古き良き下町の風情を残す前門地区に、レトロ風情たっぷりの路面電車が近々復活すると伝えられた。42年ぶりの運行再開となる。チャイナフォトプレスの報道。

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天安門広場の南側に位置する前門一帯は古くより庶民の集う下町として発展、現在も布靴やチャイナドレス、茶葉や漬物の老舗店が集まる観光地となっており、「北京の浅草」とも形容できるエリア。このほどこの一帯は再開発が入り、20〜30年代の中華民国時代を再現したレトロ風情満点の観光街として生まれ変わった。

これに伴って再登場したのがチンチン電車。北京市では24年に開通したフランス製路面電車がかつて活躍していたが、この復刻版が前門大街の845mを走ることになる。これまでその乗車料は4元(約56円)と伝えられていたが、前門エリア再開発担当の天街置業有限公司の田耘(ティエン・ユン)氏は、「4元という価格設定は、電車の歴史的価値と観光資源としての価値を表していない」として、さらに引き上げる可能性を示唆している。(翻訳・編集/愛玉)

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