神か仏か?岩壁に光る「人型」の像、当局は爆破の構え!―重慶市

Record China    2008年11月18日(火) 15時51分

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10日、重慶市万州区の岩壁に光る「神」の像が現れ大きな話題となっている。数千人の住民が集まり、線香を上げ爆竹を鳴らして礼拝するなどの騒ぎとなっている。写真は問題の岩壁。

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2008年11月10日、重慶市万州区の岩壁に光る神像が現れたとして大きな話題となっている。数千人の住民が集まり、線香を上げ爆竹を鳴らして礼拝するなどの騒ぎとなっている。14日、新京報が伝えた。

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10日、ある建設現場の労働者が岩壁に人間の形をした像が浮き出ているのを発見した。手や指の形まで確認できるほどはっきりしており、夜間になると淡い光を放つ神秘的なものだという。ある市民が「菩薩像」に違いないといい出し、12日夜時点で数千人が礼拝に集まるなどの大騒ぎとなった。混乱を問題視した警察が出動、車両の通行を取り締まったほか、迷信を信じないようにとの立て札を設置した。警察がこれまでに押収した爆竹は計10万発を超えるという。

この神像は砂岩が風化、浸食されてたまたま人のような形になったものと見られる。夜間の光も、石英、雲母が含まれているため光に反射したものとして説明できるという。区政府は神像は科学的に説明できるもので、神の奇跡といった迷信のたぐいではないと市民に説明しているが、集まった人々の信仰心を削ぐことはできないようだ。そのため区政府は神像を爆破し混乱の元を断つ方針を固めた。しかしネットユーザーからは「自然が作り上げた芸術を壊すのか」などとの批判の声が上がっている。(翻訳・編集/KT)

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