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8日、日本通訳協会の閉鎖を受けて中国語コミュニケーション協会が救済措置を、と立ち上がった。中国語を専門とする受験者対象に、同協会の主催する次回検定試験を無料で代替受験できることにした。写真は前回の検定試験風景。
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2008年11月8日、通訳者の技能検定などを実施してきた日本通訳協会が「銀行からの融資などの支援が受けられない」との理由で閉鎖したことが一部メディアで伝えられた。これまでに3万8000人が同協会の資格認定を受けているが、同9日にも開催する予定だった検定試験をはじめ、今後控えている試験の動向もわからないままになっている。
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受験料を納めたまま宙吊りになっている受験者らが途方にくれる中、このほど中国語を専門とする受験者対象に、中国語コミュニケーション協会が救済措置を、と立ち上がった。11月9日の「中日通検ビジネスコミュニケーション試験(BCT)」受験を予定していた対象者に対し、同協会が主催する第20回「中国語コミュニケーション能力検定(以下、TECC)」を無料で代替受験できるようにした。
TECCは、NHKの中国語講座でもお馴染みの中国語教育の第一人者・相原茂氏が代表を務める中国語コミュニケーション協会が主催する、中国語での実践的なコミュニケーション能力を測定する検定試験。
ビジネスシーンで即戦力となる語学運用能力を示す指標として、多くの企業で採用や人事、海外赴任者の選考などに活用されている。
第20回検定の開催日は12月14日。受験できる会場は東京と大阪の2会場。応募は11月24日まで。問い合わせは中国語コミュニケーション協会検定事務局(0800-888-2180)へ。
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