中国人観光客を奪い合い、ウォン安は絶好のチャンス―韓国紙

Record China    2008年11月15日(土) 9時16分

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13日、急激なウォン安を絶好のビジネスチャンスととらえた韓国の観光業界が、異例の「中国人観光客争奪戦」を展開していると韓国メディアが報じた。写真は韓国の有名な観光地、済州島。

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2008年11月13日、韓国紙「朝鮮日報」は、このところの急激なウォン安を絶好のビジネスチャンスととらえた韓国の観光業界が、異例の「中国人観光客争奪戦」を展開していると報じた。環球時報が伝えた。

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韓国観光公社によると、今年9月、韓国を観光目的で訪れた中国人の数は前年比7.28%増の延べ11万2988人。伸び率だけを見ると、日本人の4.75%を大きく上回った。また、1人当たりの消費金額も中国人は993ドル(約9万6000円)に達し、日本人の972ドル(約9万4000円)より多かった。

こうした状況を受けて、韓国の各観光地では壮絶な「中国人観光客争奪戦」を展開している。首都ソウル市は9月、「中国人の舌を満足させることが戦いに勝つカギ」と、8億ウォン(約5500万円)をかけて中華料理店を開店。中国人の「最も行ってみたい場所」済州(チェジュ)島では、観光目的の中国人に30日間のビザなし渡航を認めている。

また、チャイナタウン「上海街」があるプサン市は、副市長自ら北京を訪問。農業が盛んな慶尚北道も、広東省広州市に「観光大使」を派遣した。(翻訳・編集/NN)

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